電照菊に必要な照明とは

白熱球と差し替えても同等な効果のあるLED電球

 

現在電照菊用と謳われているLED電球では、データを調べた範囲ですが、満足な効果は認められないのではと予測されます。

理由は、花芽分化抑制効果と、赤色/遠赤色比に問題があるからです。

花芽分化抑制に効果がある光は、赤色であることは間違いありません。

問題は630nmか660nmかです。

花き研究所から出版さている「電照マニュアル」では。630nmは660nmより約1.5倍の花芽抑制効果があるとの結果が公表されています。

 

当社では、花き研究所の公表データ基づき、花芽抑制に必要な、放射照度を実証圃場で検証し、実際に花芽抑制ができたことを確認し、5wの630nm波長のLEDが花芽分化抑制可能と判断しました。

 

パイプ状の光源や、直管型LEDを光源に考えられるケースもあると思いますが、既存の設備から変更するコストや、形状は異なりますが基本はLED電球と同じで、照射面積に対して何ワットの光源を検討するかが問題になります。このため、コストが安く、白熱球と交換するだけの電球型LED方が、適しています。

以下。2/4追記です。

 

検証用に、実際の温室や、温室の一部でテストしなければいけないことは判ります。

しかし、そこでの結果の判断が正しいかどうかは誰がどのように判断するのでしょうか?

 

検証の話を聞くと、私にはどうしても理解できないことがあります。

 

結果を予測して実験するのが当たり前だと思うし、悪い結果が出たら理由を探し、正しい結果が出るように修正するのが当たり前です。

 

しかし現実は、実証栽培の結果だけで製品の可否が判断されます。

 

非常に非科学的な、実験者のミスをうやむやにする残念な考え方です。

 

照射角から圃場の照度が平均化されるイメージについても、1球の電球でイメージするだけで、温室内にある電球がどのように関わり合っているかをイメージできていないのです。

 

どうして壁際に照度不足が発生するかその原因を思いつきますか?

 

重箱の隅をつつくような考えの前に、ざっくり全体を通して考えるべきなのです。

 

照射角が120度のPARライトでは、電球よりも高い位置に取り付けるなら問題となりませんが、低い位置への取り付けでは、品種により花芽抑制に問題が発生する可能性は非常に高くなります。

 

絶対なるとは言いませんが、電球の特性から、そうなる可能性が非常に高くなることが予測されるだけです。