赤くない電照菊用LED電球を説明する前に、某メーカーさんが持ち込んだ赤色のLED電球の話をさせて下さい。
波長660nmで、消費電力が7.4W。
写真を出してしまうと、どこの製品か判ってしまうので、ここでは掲載しません。
電照菊生産者の方にテストをお願いしたところ、消灯後短期間で花芽がつきだし、花芽抑制効果の実験は失敗でした。
どうして?
波長も、消費電力も問題ないはずなのに・・・
問い合わせがあったので実際の現場を見て、花芽の付き方を見てある想定をしました。
そして実験に使用した電球を預かり、早速中国の工場に送りテストをさせました。
結果は想定したとおりの内容で、私の現場での想定が正しかったことの確認となりました。
花芽抑制効果について理解されているなら、赤くない電照菊用のLED電球が成立する事が理解できるはずです。
本来はより効果が高いLED電球を企画すべきかも知れませんが、生産者の方にとって投資できる金額は、安ければ安いに超したことはありません。
現在数球〜130球と、多くの生産者の方に有償で導入テストを実施していただいている最中です。
しっかりと花芽抑制効果の内容が判っていれば、赤い光でなくても電照菊用の照明は作れるのです。
白熱球でも電球形蛍光灯でも、どちらも赤い光ではありませんよね。
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あ (水曜日, 11 3月 2015 12:21)
なにいってるかわからん!